二重整形の埋没法は「裏止め」と「表止め」はどちらがいいのでしょうか?
「どっちも埋没法なのに、何が違うの?」
「バレにくいのはどっち?長持ちするのはどっち?」
「結局、自分にはどっちが合っているんだろう…」
そんな疑問や不安で、なかなか前に進めずにいる方も多いと思います。
どちらがいいかは、あなたが〝何を重視するか〟によって決めるのがおすすめです。
バレにくさなら「裏止め」(うらどめ)
持続力なら「表止め」(おもてどめ)
これはあくまで大きな傾向です。
実際には、あなたのまぶたの厚みや状態によって最適な方法は変わります。
ここから詳しく、「裏止め」と「表止め」の具体的な違いから、それぞれのメリット・デメリット、料金、ダウンタイムまで徹底解説していきます。
この記事を読み終える頃には、あなたに最適な方法が明確になり、自信を持ってクリニックのカウンセリングに臨めるようになるはずです。
一目でわかる!埋没法の裏止めと表止めの違い比較表
二重整形の埋没法では、「裏止め」と「表止め」という2種類の糸の留め方があります。
まずは、違いを把握して、あなたに合うのはどちらなのかを見ていきます。
裏止め | 表止め | |
施術方法 | まぶたの裏側(結膜)から糸を留める | まぶたの表側(皮膚)から糸を留める |
バレにくさ | ◎ バレにくい (表面に傷跡が残らない) | △ (結び目がポコッとすることがある) |
持続力 | ○ | ◎ 強い (しっかりと固定できる) |
ダウンタイム | ◎ 短い傾向 (腫れや内出血が少ない) | △ (裏止めより腫れやすい傾向) |
施術後の痛み | 違和感(ゴロゴロ感)が出ることがある | 痛みは少ないが、腫れによる痛みがでることも |
料金の目安 | やや高めの傾向 | 一般的な料金 |
向いている人 | ・とにかくバレたくない人 ・ダウンタイムを短くしたい人 ・まぶたが薄めの人 | ・二重のラインをしっかり維持したい人 ・まぶたが厚めの人 ・費用を抑えたい人 |
出典:TCBの二重整形埋没法
裏止めとは?メリット・デメリットを深掘り解説
裏止めは、まぶたの裏側にある「結膜」という部分に糸の結び目を作る方法です。まぶたの表面には針穴しかできないため、目を閉じても傷跡や糸の結び目が見えません。
裏止めの3つのメリット
- とにかくバレにくい自然な仕上がり
最大のメリットは、その圧倒的なバレにくさです。目を閉じたり伏し目がちになったりした時に、二重整形の痕跡である「糸玉のポコつき」が表面から見えないため、非常に自然な仕上がりになります。 - 腫れや内出血が少なく、ダウンタイムが短い傾向
まぶたの表面の組織を傷つける範囲が少ないため、術後の腫れや内出血が比較的少なく済みます。仕事や学校などで、長いお休みが取れない方には大きな利点です。 - メイクがしやすい
まぶたの表面に結び目がないため、アイシャドウが引っかかったり、ヨレたりすることがなく、スムーズにアイメイクを楽しめます。
知っておきたい裏止めのデメリットとリスク
- 施術後の「ゴロゴロ感」
まぶたの裏側に結び目があるため、術後に目の違和感(ゴロつき)が出ることがあります。多くのクリニックでは「多くは1週間〜1ヶ月程度で慣れて気にならなくなる」と説明されていますが、人によっては長引く可能性もゼロではありません。出典:TCBの二重整形埋没法 - 表止めに比べて持続力がやや劣る可能性
皮膚の浅い部分で留める表止めに比べ、深い部分で固定する裏止めは、人によっては固定力がやや弱くなることがあります。 - 料金が高めの傾向
裏止めは医師の高度な技術を要するため、表止めに比べて料金が数万円程度高く設定されているクリニックが多いです。 - 眼球を傷つけるリスク(※対策あり)
「目の裏側を触るなんて怖い」と感じるかもしれませんが、施術時は必ず眼球を保護するプロテクター(角膜保護板)を装着します。そのため、直接眼球を傷つける心配はほとんどないとされています。出典:品川美容外科:二重術ナチュラル法(二重埋没法)
表止めとは?メリット・デメリットを深掘り解説
表止めは、まぶたの皮膚側からアプローチし、皮膚のすぐ下に糸の結び目を作る、古くから行われているスタンダードな埋没法です。
表止めの3つのメリット
- 持続力が高く、くっきりしたラインを維持しやすい
皮膚の浅い部分でしっかりと糸を固定するため、二重のラインが取れにくく、長期間維持しやすいのが最大のメリットです。
日本美容外科学会(JSAPS)も、埋没法が取れる原因の一つとして「糸のゆるみ」を挙げており、強固な固定は持続力において重要です。出典:日本美容外科学会(JSAPS)|二重の手術 - 料金が比較的リーズナブル
多くのクリニックで標準的な施術として扱われているため、裏止めよりも費用を抑えられることがほとんどです。 - 万が一の抜糸や修正がしやすい
結び目が皮膚の近くにあるため、もしデザインが気に入らなかったり、トラブルが起きたりした場合でも、比較的簡単に抜糸や修正の処置ができます。
知っておきたい表止めのデメリットとリスク
- 糸の結び目がポコッと目立つ可能性がある
最大のデメリットは、目を閉じた時に糸の結び目が「ポコッ」としたふくらみとして見えてしまう可能性があることです。特にまぶたの皮膚が薄い方は目立ちやすい傾向があります。 - 裏止めよりダウンタイムが長くなる傾向
皮膚側の組織をより多く通すため、裏止めに比べて腫れや内出血が出やすく、ダウンタイムが長くなることがあります。
【Q&A】埋没法の裏止め・表止めに関するよくある質問
- Q結局、どっちのほうが人気ですか?
- A
近年は「バレにくさ」を重視する方が非常に多く、裏止め(またはクリニック独自のバレにくい施術法)を選ぶ方が増えている傾向にあります。ただし、持続力やまぶたの厚みを考慮して、表止めを積極的に選ぶ方ももちろんいます。
- Q料金はどれくらい違いますか?
- A
クリニックによりますが、裏止めは表止めよりも3万円〜5万円ほど高く設定されているのが一般的です。これは、裏止めに求められる技術料が反映されているためです。
- Q痛みが少ないのはどっちですか?
- A
どちらも局所麻酔をするため、施術中の痛みはほとんどありません。術後は、表止めの方が腫れに伴う痛みを感じやすいかもしれませんが、痛み止めでコントロールできる範囲です。裏止めは「痛み」よりも「ゴロゴロ感」という違和感の方が気になるかもしれません。
後悔しないために!クリニック・医師選びの3つのポイント
あなたに最適な方法を選ぶためには、最終的に医師の的確な診断が不可欠です。後悔しないために、以下のポイントを参考にクリニックを選びましょう。
- 裏止め・表止めの両方の経験が豊富な医師を選ぶ
どちらか一方しか勧めてこないのではなく、両方のメリット・デメリットを公平に説明し、あなたのまぶたをしっかり診察した上で最適な方法を提案してくれる医師を選びましょう。 - 症例写真をしっかり確認する
そのクリニックの症例写真を見て、自分が「きれいだな」と思える仕上がりかどうかを確認しましょう。特に、目を閉じた状態の写真が公開されているかは、仕上がりの正直さを示す良い指標になります。 - カウンセリングで納得できるまで質問する
少しでも疑問や不安に思うことがあれば、遠慮せずに全て質問しましょう。あなたの質問に丁寧かつ誠実に答えてくれる医師やカウンセラーは信頼できます。
まとめ:まずは無料カウンセリングで専門医に相談しよう
埋没法の「裏止め」と「表止め」の違い、そしてあなたに合う選び方について解説しました。
- バレたくないなら裏止め
- 長持ちさせたいなら表止め
この基本を頭に入れた上で、最終的な判断はプロに任せるのが一番の近道です。多くのクリニックでは、無料のカウンセリングを実施しています。
まずはカウンセリングに足を運び、専門の医師にあなたのまぶたを直接見てもらい、「自分にはどちらが向いているのか」を実際に聞いてみましょう。この記事で得た知識があれば、医師の説明もスムーズに理解できるはずです。
あなたの二重整形が、満足のいく結果になることを心から願っています。